平成最後の命日なので「つる。」の呼び名の謂れを語る
お盆やお彼岸、命日などは特にお墓はもちろん、自宅にも顔を出してくれる方が今だにいます。
数日前も菩提寺に墓参りに行った際、UNISEX時代からのバンドマン(女子なのでバンドウーマン?)が当家のお墓参りに来てくれて、寺の前でお遭いできました。
本当にありがたいです。お会いできていない方にもこの場を借りてお礼申し上げます。
「つる。」の謂れを聞かれました
この夏に訪れた人から
「今更だけどなんでつるさんっていうんですか?」
という質問を受けました。
そうか、みんな知っているようで知らない人も多いんですね。
ならば、命日ということなので呼ばれ方の変遷を綴ってみましょう。
幼少時のひろゆき
先ずは本名は「博之(ひろゆき)」といいます。
由緒あるお寺のご住職に命名してもらったそうで、私、字画を調べた時期があり、苗字と合わせた弟の姓名はとても良い字画でした。
ちなみにANEの旧姓名はあまり良くありませんでした。
短命であった弟の運勢は名前負けしちゃったのでしょうか?
でも、生きている間はとにかく強運だったと思います。
あれほど雑に生きた人なのに、ことごとくすり抜けてこれたのだから。
話がそれました。
実は幼少時は近所では「ぼくちゃん」、そこから派生してか「ぼーちゃん」と呼ばれていました。
父も幼少時は「ぼっちゃん」と呼ばれていたそうで、息子にも名残が伝播したようですが、祖父が病弱でしたから我が家は100年以上は(今でも)裕福ではなかったので不思議です。
おそらく450年くらいこの地に居る旧家だからかもしれません。
それで、姉たちは弟のことを「ぼく」と呼んでいました。
その「ぼーちゃん」「ぼく」という呼ばれ方を本人は、大きくなるに連れ嫌がるようになりました。
小・中・高校時代のひろゆき
やがて学校に通うようになると苗字や名前で呼ばれるようになり、私達も「ひろゆき」「ひろゆきくん」と呼ぶように心がけていました。
学生時代は特別なニックネームは記憶にはなく、同級生の男子からは「わらしな」、女子からは「わらしなくん」と呼ばれることが多かったと思います。
この苗字自体がクラスに複数人いなかったからかも知れません。
東京時代のひろゆきの呼ばれ方が「つる。」のルーツ
高校卒業後、東京のレストランに就職しましたが、その時期は呼び名に変化はなかったようです。
西海岸(ウエストコースト)というカフェバーで働くようになり、劇団にも所属していてその時代に知り合った人から「鶴太郎に似ている」と言われて「ツルちゃん」と呼ばれるようになったと言っていました。
もちろん当時の片岡鶴太郎さんに似ていると言うことですが、身内としては「そうかなぁ?」とあまりピンと来ていませんでした。
しかし、鶴太郎さんは郷ひろみさんをリスペクトしていたらしく、郷さんのものまねを当時よくしていて、ひろゆきも「よろしく哀愁」がカラオケの十八番でした。
そんな理由で「ツルちゃん」の愛称が誕生したのではと想像しています。
ラタン初期・UNISEX時代のひろゆき
東京を離れ、この故郷の富士市でANEとラタンをリニューアルしてショットバーを営り始めた頃、「ツルちゃん」は封印されていました。
その呼び方は身内や同級生からは馴染みが無かったからだと思います。
弟が専らラタンに居た頃、新しく出会ったお客様の中で年上の方からは「ヒロちゃん」、若い方からは「ヒロユキさん」と呼ばれてることが多く、少なくともUNISEX時代とアニマルが始まるくらいまではその状況が続きました。
アニマルハウス時代に「ツルちゃん」から「つる。」のひろゆき
思えば「ツルちゃん」と私自身が呼び始めたのがいつだったかは皆目思い出せません。
関わった時代、またお客様の世代によっても呼ばれ方が変わっていったので、お話する相手によって「弟」とか「ひろゆき」とか「ツルちゃん」など使い分けてきていますが、アニマルハウスを始めてしばらくして「比奈ゴールデンズ」の露出が増えるに連れ「ツルちゃん」「ツルさん」と呼ぶ人が増えたと思います。
それはおそらくステージ上で皆さんに知ってもらうためだったり、呼び名がステージへ上がるための切り替えスイッチの役目だったんでしょう。
UNISEX時代とアニマルハウス初期時代にまたがっているバンドマンは「ひろゆきさん」「ツルさん」が混在している方が多いです。
その後、いつの頃からか表記を「つる。」とするようになりました。
mixiが流行りだし、SNSの時代が来たせいで呼び方だけでなく表記も重要になり、モーニング娘。の影響でもうけたのでしょうか?^^
そして40半ば回ったおっさんでしたが「つる。ROCK」という書き方も好んでました。^^
まとめてみる
いかがでしたか?あなたはなんと呼んでくれているでしょうか?
「つる。」の起源が「鶴太郎」さんだったことは、かなり薄くなっている内容でしたね。
知ったところでなんにもお得にならない情報にお付き合いくださってありがとうございました。
でも今だに「ツルちゃん」「ツルさん」と呼んでもらい忘れずにいてもらっている幸せなやつです。
10回目の命日を迎え、来年のこの日は没後10年となります。
どうかこれからも、時々思い出してあげて下さいね。
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